心震えた一人ぼっちの夜。
一人で映画を見たのは初めてかな。これは映画館で見たいと、夕方バスに乗って行った博多駅そばのシネリーブル博多。
絶対に呑みたくなるだろうと思い、車は使わなかった。
上映まで少し時間があったので、楽器屋をうろついていると何と7月14日発売予定のミュージックマガジン増刊「忌野清志郎 永遠のバンドマン」が!
速攻で購入。おおくぼひさこさんの未公開写真群に、思わずグッとくる。
そして映画「レスラー」を見た。人は疎ら。
過去の栄光にすがりつつも、老いや孤独と闘いながら自分の生き様・・・否、死に様だな、を模索し続けるミッキーローク、そして彼が惚れてしまうこれまた年齢と育児と闘うストリッパー、マリサ・トメイ(目尻のシワが実にセクシーだ。)の二人の存在感がひたすら凄い。これ、演技じゃなく、ドキュメントじゃねえの?って思わせる程のリアリティ。
この役の為に体重を増やし、人生をかけて挑んだレスリングシーンは超リアル。
かつて猫パンチで世間を失笑させた男とは別人28号だ。
涙の量を競うような映画が多い中、オレは身体全身から血管を通って集まってきたであろう本物の涙が少しだけ、ほんの少しだけ溢れたよ。 みんな老いと孤独、そして死と闘ってるんだよな。清志郎さんだってそうだった筈だ。
さて、オレは余生をどう生きようか。一人で見て本当に良かった。
ガキ共には分からないかもしれないけど、同世代にはめちゃめちゃお奨めです。17日まで上映の予定だそうだ。
案の定、宍戸錠、腹も減ったし、ちょっと呑んで帰りたい気分になり、天神へ地下鉄で移動し、ジュークジョイントへ。
今夜もMくんが自然体で迎えてくれる。
「ビールと何か食べ物をお任せで。」
ロックバーなんだけど、喰いもんも安くて美味いんだよ。ここ。
来週の土曜日にいよいよ行われる、マダムギター長見順姉御のフライヤーも作ってくれてて、そいつを頂き、ご飯を頂き、SONYの話(笑)をし、ご馳走様。
深夜でも賑やかな天神はいちゃつくカップルや、ガラの悪そうな兄ちゃんや、可愛いおねーさんなど色んな人たちでいっぱいだ。
普段はちょっとイラついてしてしまうのだが、「今のうちにいっぱいやりたいことやっとけよー。」と偉そうにおっさん臭いことを思いながら、最終バスに乗った。
不思議といつもは苦手な一人ぼっちが心地良かった。








Recent Comments